2010年12月22日水曜日

この夏の旅―チベット・リタン編―

ここ数日、携帯もoffにして、学校にも行かずフラフラしていた。

学校ではダークサイドに落ちた、ということになっているらしい。

かなり的を得ている。

ダークサイドは楽で、心地よくて、抜け出すのは難しい。けど、長くいる場所じゃあない。



この夏チベット地方を旅した時の写真を見ていた。

人生、悪いことばっかじゃないな。

もう、戻れそうだ。


2010年12月19日日曜日

ノルウェイの森

札幌の街は一面銀世界。時々どこを歩いているのかわからなくなる瞬間がある。

自分はどこにいるのか。。。


夜の街を歩き、「ノルウェイの森」を観に行った。23時からのレイトショー。


頭ではわかる。

なぜワタナベはあんなにも直子を愛していたのか、なぜ直子はワタナベを愛してさえいなかったのか、なぜ直子は苦しむのか、なぜ緑は「待つ」というのか、なぜなぜなぜ...

頭ではわかる。でもわからない。

悲しみを悲しみ抜いて、そこから何かを学びとることしか僕らにはできない、のか。しかもそれはこれから訪れる悲しみに対しては何の意味も持たないのだ。


どうやらひどくややこしい場所に僕は運び込まれてしまったようだ。

抜け出すのは難しく、しばらく時間がかかりそうだ。


旅に出たい。でもそれは逃げでしかないのかもしれない。