2011年10月23日日曜日

大洪水の朝に

ふと東日本大震災の動画を見ました。

悲惨な映像を見て悲しんだり、政府の対応を批判することに囚われていた気がしました。

震災の直後は、悲惨な現場とあまりにも平和な日常とのギャップに言いようのない不安を抱え無気力になっていました。

他人と比べて自分を正当化しようとしたり、いいことをしているんだと思いたがってる自分が少しいたと思います。

でもやっぱりそんなことはどうでもいいんだろうなって思います。

見栄を張って生きるのは格好悪いなと、今は思えます。

今僕はタイにいて、タイは大洪水の被害にあっています。
被害を少しでも食い止めるため、被災者を助けるため、大勢の人が頑張っています。

無気力になったり、他人と比べたり、非難したり、自分を正当化したり...はやめようと思います。自分のすべてを犠牲にする必要はないと割りきって、少しでも意味があると思える行動をしたいと、しようと思います。

19日から始まった臨時休校は30日まで延長されることになりました。
僕が住んでいる場所は今のところ大丈夫です。
心配してくれている人、ありがとう。


2011年10月9日日曜日

過去の投稿を読み返してみた

過去の投稿を読み返してみると、最初の投稿で自分についてこんなことを書いていた。
僕は、まじめでコツコツタイプみたいに言われることが多いのだけれど、それは全くの間違いで、本当は飽きっぽいし、追い詰められないとやらないような人間だ。つまり、続けられる仕組みがあれば、追い詰められれば、けっこうやる男である、と自分では思っている。(2010年9月21日火曜日
1年後、僕はタイで留学生活を送っている。留学することを公言し、就活に(運良く)早期に蹴りをつけ、卒業論文を前期で書き終え、ここにいる。そして過去の自分の企み通り日々追い詰められている。思っていた以上に “自分はできない” という現実を日々つきつけられ、しんどい毎日だ。「想像以上に苦しんでるぜ ! 過去の自分よ !! GOOD JOB !!!」

就活の時も留学の面接の時も「君は今までに挫折を経験したことがないんじゃないか?」と聞かれた。確かに今までなんとかするすると生きてきた。けれど、そこにはいつも悔しい思いがあった。自分の1歩も2歩も先を行く人々の存在があった。僕の周りにはいつもロールモデルとなる人々がいた。そして、いつもいつもいつもいつも、結局は近道なんかなくてどれだけ継続できるかが大事なんだと学んできたはずだ。

単純なことを再び心に刻みつけられたいい1日だった。たまには自分が書いたものを読み直してみよう。その時の自分が何を思っていたのか、そしてその時の自分の宣言をどれだけ実行できているか、見直してみよう。はるかに上回って達成できているものもあれば、お粗末なことになっているものもある。過去と現実を比べてみよう。他人の言葉ではなく自分が書いたものだから、有無を言わさぬ説得力がある。頑張ろう。努力しよう。この恵まれてる境遇に感謝しよう。