2012年4月5日木曜日

留学までの流れ(闘いの日々編②)

今回は、こうしとけばよかったなぁ...とか、これ大変だった...とか、ここ気をつけんと…と思った点をちょろっと書きます。


きっと大学に入る前や入学後早い段階から留学すると決めているような人たちは、行く国や大学、条件などを調べ、それに合わせ周到に準備を進めていき、晴れて留学!という流れなのでしょうが、ある日突然「よし留学するぞ」と思いたった人は時間に追われ色々と大変です。


①留学先を決める
それぞれの大学には受け入れ要件がありまして、これを満たす必要があります。
TOEFLやIELTS、中国語能力検定試験など検定試験のスコア、フランス語教員による能力証明書、授業を履修するのに十分な語学能力を有すること(派遣先大学が面接などで判断するのか、自己申告なのか...)、GPA、学年...などなど要件は色々あります。突然思い立った僕はもちろんTOEFLのスコアなど持っておりません。持っていたものといえば、何となく受けたことがあったTOEICのスコアくらいでした。TOEICのスコアを要件にしている大学など見つからず、これはほとんど役に立ちませんでした。「授業をうけるのに十分な英語能力を有すること」といった一見緩い(日本での面接時も、実際留学に来てみてからも打ちのめされることになるので...)条件の大学の中から選ぶことになり、かなり選択肢は狭まりました。TOEFLのスコア一つ持ってればなぁ...と思ったものでした。


②留学支援課とのやり取り
正直これが一番大変だったかもしれません。
やり取りを通して僕が学んだことは大きく2つ。

  • 留学支援課は、学生と受け入れ先大学の間に立って、やり取りを仲介するところであり、留学に関する情報に必ずしも明るいわけではない。基本的に情報は自分で集めるべし。
  • 提出した書類がきちんと受け入れ先大学に送付されているか、どのような連絡が来ているか、進行具合はどうか...何でもこまめに確認し、問題がある場合は、メールや電話で済ますのではなく、直接オフィスに出向いて、尋ねお願いすること。いつまでにできるのか大体でもよいから、示してもらうこと。

留学支援課の中で実際に留学生派遣の仕事を担当している人は少なく、しかもそれぞれが他にも大きな仕事を抱えているため、かなり忙しいそうだ(そうだ...)。提携大学も多く、毎年何人も派遣する大学もあれば、誰も行ったことがない大学もある。そのため、留学に関する大切な情報が抜け落ちていたり(情報を知らなかったり)、提出した書類が埋もれてしまったり、受け入れ先大学から届いたメールが見落とされていたり...ということが起こりうる(起こりうる...)。


③教務とのやり取り
大学の教務に対しては、前例主義で融通が利かないというイメージがありました。
僕は、転部で他学部からやってきたり、4年後期からの留学だったり、留学中に代理で卒論提出してもらったりと、少々稀な学生であると自覚していたので、かなり前々から色々と相談をしていたわけです。
そこでまた一つ学びました。


  • 質問や相談、お願いをするときは、ちょこちょこ出向いて口頭で相談するのではなく、相手にわかりやすいように返答しやすいように、小出しにせず質問をまとめて(できれば書面にまとめて)、いつまでに返答いただけるかしっかりと確認すること。


教務の方々も色々とお仕事を抱えていらっしゃいます。他の大勢の学生への影響や兼ね合いを考慮しつつ新しいケースにどう対処するか決めるのには時間だってかかります。何度も何度も来られて、いろんな質問をされて、対応策が依然として決まってないことを揶揄でもされようもんなら、きっとイラッとするでしょう(するでしょう...)。わかりやすいように答えやすいように、「お忙しい中、対応していただきありがとうございます」と感謝の気持ちを持ってお願いするのです。決してこちらがイライラしてはいけません。


実際にそばで見ていた人たちは、僕がここに書いたことから想像できる以上に戸惑い焦りあわてふためいていたことをご存知でしょう。終わってみればいい思い出ですよ。いい思い出...


カレーばっか食べてたなぁ...の図



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